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耳の洞窟

冬の耳掃除の楽しみ方

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冬の耳掃除の楽しみ方

帰りが遅くなるような日は、とりあえず肉まんを用意しておく。
帰宅したら取りあえず入浴。
お風呂には天然の塩を一握り、それから安くていいから日本酒カップ1/2。
それからみょうばん一つまみにラベンダーの精油を5滴。
これがとっておきの入浴剤になる。ラベンダーの深い香りに意識を沈ませつつ、
20分程ゆったり浸かってじっくり汗をかく。
グリセリン豊富な純石鹸で頭も洗ってすっかり肌もクリアになったところで、
電気シェーバーで髭剃り。
毛足の長いバスタオルで全身を拭いてから、翌朝洗濯のために衣類と一緒に
洗濯機へ。
それから湯冷めしないうちにパジャマに着替えて座敷に。
庭にしんしんと降る雪を見ながら、ストーブに薬缶をかけておく。
まずはおもむろにマッサージチェアに座って170度のリクライニング、
まるで飛行機のファーストクラスのシートのような贅沢感を味わいつつ、
毛布をかけてスイッチオン。凝っていたところが非常に痛くて気持ちいい。
完了したら二つ折りの座ぶとんとテレビ枕をセッティングしてから、こたつに
潜っていよいよ耳掃除開始。
デパートで毎年2月に訪れる江戸職人お手製の竹耳掻きで、じっとりとした
外耳道を掻いていく。
入り口には黄色ではなく、グレーがかった白い耳垢。
これをティッシュで拭き取りながら何回か繰り替えして、薬缶が沸騰するまで
時間を稼ぐつもりで耳ツボマッサージをグリグリ。 

それから、綿棒に入る前に電子レンジに肉まんを冷蔵庫から出してチン。
そうしながらミントローションを付けた綿棒で両方すっきりするまで掃除。
テレビの中では船越英一郎が出てそうな2時間ドラマで、余貴美子が探偵ごっこ。
チン、と鳴ったら一旦中断、こたつに乗せるついでに湯飲みと急須に煎茶、
これは山陰の白折(しらおれ)が個人的には一番いいが、それに自家製の
梅干しを10個ぐらい。
薬缶がシュンシュン言い出したらやっと最後に乾燥した綿棒で拭き取ってから、
上体を起こして夜食。
たっぷりの湯で淹れる萌葱色の煎茶を一口、それから濃厚でジューシーな
肉まんを食べはじめる。しばらくしたら、適時適宜で箸で梅干しを加えて
潰して溶いていく。
梅茶で疲労回復をはかりつつ、胃袋も下半身もこたつで暖かいのに、
耳だけはスースーと心地よい清涼感というギャップ。
後はドラマが終わるまで、足の裏をマッサージしたりストレッチしたり。
こんな時に高速で液晶が鮮明なノートパソコンと、Bフレッツの無線LAN、それから
光学マウスという環境が揃えば言うことがないなと思いつつ、ドラマが終わって
部屋に戻る。暖かい布団に戻って目を閉じる、ここまでの過程が全部こなすのが
我が家の冬の愉しみである。
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