あれは中2の頃。うだるような8月の暑さの中、25分かけて夏期講習から
自転車飛ばして帰宅。全身汗びっしょりなんだけど、頭皮まで痒くなってて、
急いでお風呂に。
自家製のハッカ油をたっぷり使った液体純石鹸とシャンプーコムでガシガシと
頭皮をクレンジングしていく。全身そんな超クールな泡で爽快感を味わいつつ、
クールバスクリン(の安いパチモン)の浴槽へ。
7時間のキッツイ講議の疲れを肺と全身の毛穴から放出させつつ、イイ感じに
弛緩したところで部屋に戻ると朝タイマー設定しといたクーラーが。
ベッドメイキングも登校前に済ませてるのでそのままベッドに全裸dive。
留守録しといたビデオを見つつ、朝沸かしてキンキンに冷やした烏龍茶で
脱水しきった体を潤し、血液が適正濃度に戻るのを感じる。
ああ、そういや最近耳掃除してなかったな。当時はまだ習慣的にしてなかったし。
そんな訳で金属製の耳掻きを耳に入れていく。ひんやりとした先端が、
昼間と入浴で汗びっしょりの外耳道にたまらなく気持ちいい。
カリカリ、カリカリ・・・・と掻くというより掬う感じで右耳を掃除。
受験勉強に追われて気付かなかったよ、こんなに耳掃除が心地いいなんて・・・・・・・・・・。。・・・・
って、 何 じ ゃ こ り ゃ あ ! ! ! ! !
スプーン部分に山盛りになっていたのは、暗茶褐色、という形容しかできない
物体!!しかも、耳掻きの先3cmがベットベト!!!!
慌ててティッシュで拭き取り、もう一度。
・・・・・・・・同様の作業を数回続けて、ティッシュも焦げ茶から山吹色に
グラデーションになってました。
ともあれ心身共にすっきりしたところで、夕食も忘れてそのまま寝ました。